自宅と近所でリフレッシュする方法15選

自粛モード一色の日本列島だが、私はとりあえず今のところ健康で余裕があることに感謝して、人に迷惑をかけるかもしれない旅行や繁華街での買い物がかなわなくても、工夫して近場で楽しむことにした。

晴れた日のおすすめ

近所の桜の開花状況を見に行く

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桜と海の光景が湘南らしい

今の時期ならではの楽しみ。自宅のバルコニーから見える山桜はすでに満開だ。

暖かい日が続いているので先週末はつぼみだった近所の桜並木ももうじき見ごろを迎えるだろうか。ソメイヨシノが終わったら、次は枝垂桜か。徒歩、自転車、車で素敵な桜のある風景を探したい。

 

土鍋でご飯を炊いて外で食べる

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おにぎりは竹皮に包むと水分調整できて良い

さっそく花より団子ではないが、やはり食べることは大事な楽しみだ。

普段はル・クルーゼで炊飯しているのだが、たまたま土鍋で炊いてみたら、おこげもできてとても美味しかった。おにぎりにして、ゆで卵と一緒に公園で食べたらシンプルなお弁当もごちそうに感じられた。

 

椅子を持って海岸や公園でコーヒーを飲む(ビールはなお良し)

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結局公園でも海でもビールばかり

これは一人だと少し寂しいので夫と一緒に。自治体により海岸や公共の場での飲酒のルールが違うので、ルールを守るのが大前提だが、食前酒を海岸で楽しんでから自宅で夕食などもなかなか楽しい。

 

バーベキュー

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やや精神的に疲弊している時にするバーベキューなので、そんなに張り切らなくてもよい。準備と片付けに疲れてしまっては逆効果だ。

ただ切り身の魚に塩を振って焼くだけでも炭火で焼けば美味しいし、冷蔵庫に入っているチーズ、焼きおにぎり、パンを焼いてトースト、なんでも良い。近所に鶏肉屋があれば、串に刺した状態の生の焼き鳥を買ってきて自分で炭火で焼いても良い。

我が家の便利なグリルは「GO ANYWHERE GRILL」その名の通りどこへでも持っていってバーベキューできてしまうコンパクトなグリルだ。佇まいがかわいらしくてお気に入りだ。メリットは炭が少なくてすむこと、コンパクトで軽い、収納が省スペースなこと。デメリットは網と火の距離が近いので焦げ付きやすいこと、脚が短いので立ったり普通のアウトドアチェアに座って焼く場合、上げ底するための作業台がないと不便なことだ。デメリットの前者は、蓋をかぶせて火加減を調整することでだいぶ軽減できる。後者は釣り用の椅子のような低い椅子でやるか、作業台を用意すれば解決する。

いずれにせよ少人数の気軽なバーベキューには最適だ。

イメージとしては、七輪を出して縁側でさんまを焼くような日常の現代版といった感じだ。

 

芝生で昼寝する

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ござ持参は昼寝のため

昼寝は割と好きで、これまで経験した幸せな昼寝の数々の中でも別格なのは、真夏にクーラーの効いた自宅のリビングのソファで、猫を腕枕しながらの昼寝なのだが、芝生での昼寝も最高だ。特に春先は蟻や蚊が気にならないので自然の中で昼寝しやすい。

風の音を聞きながら、鳥のさえずりを聞きながら、草の香りを嗅ぎながら、意識はだんだん遠のいていく・・・お試しあれ。

 

海岸を散歩する

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富士山が見えると嬉しくなる

夫は自宅で仕事をする日は通勤する日と同じくらいの時間に起きて、早朝の海岸を散歩してから仕事にかかる。めりはりが効き、仕事にも集中できるようだ。私は散歩をするなら静かな冬の海岸が好きなのだが、今の時期は休校中の子どもや犬を連れた人たちで夏の間のように賑わっていて、こんな光景は見たことがなく不思議な感じがする。

 

バルコニーで食事をする

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夫が焼いたパンをバルコニーで食べる

我が家のバルコニーは東向きなので午前中が日差しがあって気持ちが良い。春と秋の週末の朝はバルコニーで朝食をとることがあるが、最高のひと時である。

 

猫用品の洗濯

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リュックの中敷き

先日のボタン電池の誤飲騒動の続きがまだあった。

普段猫用リュックを閉まっている収納の扉を開けると、何か臭うのである。最初は気のせいかと思ったが、しばらくしてまた開けると臭いはより強烈になっている。原因はしょうへいのリュックだ。すぐにリュック本体は風呂場でブラシと石鹸を使って丸洗いをし、中敷きはシンクで石鹸でため洗いをしたところ、水が茶色く濁った。ぞっとした。洗浄後は天気も良かったのでそのまま新聞を敷いたバルコニーの椅子の上で自然乾燥させた。臭いは人間の嗅覚ではわからないくらいにとれた。やはり病院が剥げるほどのストレスだったから、なにか臭いエキスでも出したのだろうか。それともおしっこをおもらししたのだろうか。れんげのキャリーケースはプラスチック素材なのでこういう時手入れは楽である。そちらも今となっては貴重なアルコールスプレーで丁寧に拭いて収納した。

 

エアコンのフィルター掃除

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Before After

物理的なリフレッシュである。

基本的に猫もいるので冷暖房は24時間回しっぱなしだが、最近こちらは最高気温が21度になる日があったので思い切ってエアコンを切ってフィルターを開けてみたら、予想以上の埃まみれであった。

このような空気を吸っていてはいけない。意を決して掃除した。

メインのエアコンはダイキンの上位機種で、フィルター自動清掃機能が付いているのだが、どうやら性能を上回り酷使してしまったようだ。フィルターボックスにも予備ボックスにも埃はあったが、そこでとどまらずエアコン内部全体に埃が付着していた。数えてみると全部でばらせるパーツが8個もある。取説によると、そのうち1つは水洗い不可とある。危ないところだった。洗えるものはすべて洗い、頑固な汚れはセスキスプレーをかけて洗い流すと、見違えるようにきれいになった。その後は新聞紙を敷いたバルコニーの椅子の上で陰干し。エアコンの外部や内部の拭けるところはマイクロクロスで拭きとり、細かいところははたきでぬぐい取った。乾いたパーツをすべて元通りに取り付けてから床に舞い落ちた埃をダイソンで吸ってようやく終了。半日作業である。本来2週間に1度のフィルター掃除が望ましいらしいのだが、我が家のようにつけっぱなしの家庭はどうしたら良いのだろうか。

 

ガーデニングの計画をたてる

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昨年まで咲いていたクリスマスローズ

去年まで元気に咲いていたクリスマスローズがいつの間にか消失している。そこにはクリスマスローズが植わっていたことを示すカードだけが悲しく刺さっている。

この件に関しては、夏の間、蚊に刺されながらも懸命に草取りしてくれた夫を攻め立ててはいけないのだ、けっして。と、わかってはいてもすでに先日、ここにあったクリスマスローズって誰が抜いたのかなあ!とつい口を滑らせたのだが。

引っこ抜いたか否かにかかわらず、私は毎日庭をチェックしているわけではないので、いつの間にか植えた植物が消滅していることがよくある。我が家の庭は宿根草のグリーン中心で、周囲の山に馴染む雑木の庭をコンセプトに作庭してもらったが、年を経るごとに合う植物合わない植物が出てきた。枯れてしまったり消滅してしまった植物の跡地が雑草だらけになってきた。せっかくなので料理やお茶に使えるハーブと、華やぎを添える一年草も併せて植え付けることにした。

それにしてもこの時期の園芸店は大盛況だ。「今年は自宅で花見」というキーワードがそこら中に貼ってあり、芝桜の販売コーナーにも大きく書かれており、それは桜違いでさすがに無理があるだろうと思ったのだが、花自体はどんな花でも心をリフレッシュさせてくれる効果は絶大だ。

 

雨の日のおすすめ

本棚の中の読んでいない本を探して読む

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猫って生き物はなぜ邪魔ばかりするのか

我が家では本棚は夫婦で共用しているので夫の本は読んでいないものがたくさんある。

図書館が休館でも、自宅の蔵書から再発見があるかもしれない。

 

ワインのテイスティングコメントをしてみる

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自宅で色調を見るなら本当は白いテーブルクロスが最適だ

1日外出せずに暗いニュースばかり見ていると気が滅入ってくる。せっかく飲むなら惰性で飲むのではなく、ワインを分析してみたり料理との相性を探ってみると脳は活性化するし食卓での会話も弾む。

「憂鬱を取り除く」という意味のワイン。こんな時には是非飲みたい。

でも手っ取り早く気分をあげるには、やっぱりシャンパン。

 

手作りの保存食を作る

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砂肝のコンフィはオリーブオイルで1時間煮るだけ

缶詰やカップ麺で災害に備えるのも大事だが、時間のある時に手作りの保存食を仕込むのも有意義だ。

以前新鮮なキャベツ1玉でザワークラウトを作ったが、朝食の付け合わせ、お弁当の隙間埋めにも重宝した。砂肝のコンフィは煮沸した瓶で密閉保存すれば半年はもつ。この日は一晩で食べてしまったが次回は1キロくらいの砂肝で作ろうと思う。

 

お気に入りの入浴剤を入れて半身浴

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バスオイルはいくつあっても嬉しい


頂き物のジョーマローンのバスオイルやエプソムソルトを入れてゆっくり半身浴すれば気分もすっきりだ。

お風呂の蓋を閉めて本を読むこともある。猫たちに唯一邪魔されず集中できる時間だ。

 

猫を飼う

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午前中は東向きの窓辺で毛皮の日干しをするのがお決まり

最後に、何だかんだで一番のおすすめは猫を飼うこと。飼うといっても彼らは大事な家族なので暮らすといった方がいいだろう。毎日しょうへいとれんげはそれぞれ重たすぎる愛情と、さっぱりとした愛情を私たちに注いでくれる。どんな時も自分の欲求に忠実で、自分の個性を大切にしていて、誰にも媚びない彼らの存在からは毎日学ぶことが多い。イライラしたときは尻尾をパタパタとさせてサインを出し、その場から離れる。大声でわめいたりねちねちと怒りを引きずる人間よりもずっと大人に振舞うのだ。猫を飼うと人生が豊かになるし、日々の生活に張りがでるのは間違いない。